▲松前藩江戸藩邸 上屋敷跡① 江東区小島2-9

永倉新八誕生の地(松前藩江戸藩邸 上屋敷跡)①
〒111-0056 東京都江東区小島2-9

永倉新八誕生の地(松前藩江戸藩邸 上屋敷跡)②
〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目(両国国技館〜清澄通り)

永倉新八は 松前藩江戸定府取次役(150石)・長倉勘次の次男として、
同藩上屋敷にて生まれた。(Wikipediaより)  

ということで まず、松前藩の江戸藩邸跡を調べましょう!
っと、その前に 江戸藩邸って何よ?と思う方もいるかもしれない。ので簡単に。  

江戸時代、大名が参勤交代で出府した時に利用したり
江戸詰め(長期出張のようなものですかね)の役人が宿泊していた所で
これらは幕府からの
拝領 (江戸幕府が江戸府内において大名・旗本などに与えた)屋敷になります。

ちなみに藩邸は上屋敷、中屋敷、小屋敷とありまして
江戸城の近くに上屋敷、
休息所として中屋敷、下屋敷を設けていたようです。  

松前藩は小藩でしたので
最初は上屋敷しか貰えなかったようなのですが
幕末にもなれば、
上屋敷、中屋敷、下屋敷と増設されます。

ちなみに 上屋敷、中屋敷は江東区小島2周辺
下屋敷は墨田区横網町の両国国技館あたりにあったとのこと。  

永倉さんが生まれたのは上屋敷とのことでしたので 今回は上屋敷跡を目指します。  

古地図と現代地図をトレースした方の記事では
上屋敷跡は江東区小島2-16 とのことだったのですが
他新選組ファン等の方が跡地と言っているのは江東区小島2-9あたり。
松前藩松前伊豆守上屋敷は台東区小島2-8という説まで…。  

とりあえず、それらの住所をマッピングしてみると
旧小島小学校(現・台東デザイナーズビレッジ)のまわりを
ぐるっと一周しているような形になりますので
おそらく皆、同じ場所の事をいっているのであろう! ということで、
目指すは台東デザイナーズビレッジです。  

どうも韮崎が働く会社から
歩いて45分くらいだ。ということで
仕事終わりにてくてく。
途中、寒さに負け、秋葉原で電車に乗りました。
文明の利器最高です!
御徒町駅で降りて、そこからさらに15分ほど歩きます。

どーん!
どうやらここが松前藩邸上屋敷跡になるようだ。
折角なので、ぐるっと1週回ってみました。

うむうむ。今回の跡地は楽勝だったな〜と
この写真を撮り終えた後
北海道は福島町のHPにて、福島町史というのを読んでいた時の事です。

どうやら松前の江戸藩邸は燃えるし移動するし燃えるし…を、繰り返していた模様。

まず、天和二年(1682年)より安政二年(1856年)までの間に江戸藩邸は10回も焼失。
承応二年(1653年)の武州古改江戸図。これによれば、
藩邸は浅草誓願寺前にあったようなのですが
天和二年(1682年)の江戸火災に罹災後、
翌三年には浅草観音前に邸地1、200坪をGET!
元禄十一年さらに火災で類焼し、谷蔵(やのくら)に替地。
正徳五年(1715年)9月には、幕臣細井佐治右衞 門の邸地と交換し、
下谷新寺町(これが今回行った、現在の台東区小島町)の1,200坪がnew藩邸として
(現在の東京都台東区小島町-上野駅より東方700メ-トル程下る)明治新政まで用いられた。とのこと。

ここまでであれば、何の問題はなかったのですが・・・

天保九年(1838年)本所大川端(今の両国々技館付近)の津軽越中守邸を拝領して下屋敷としている。
幕末の江戸地図では本所邸を上屋敷としているが、
これは天保十一年下谷邸が狭隘なため願い出て、本所下屋敷を上屋敷としたものである。
更に元治元年(一八六四)十七世藩主崇廣が幕府老中に就任した際は、
江戸城内常盤橋の前老中有馬遠江守道純の公宅を引継ぎ、ここを上屋敷として執務している。

つまり・・・?

永倉さんは天保10年4月11日(1839年5月23日)生まれですので
永倉さんが生まれたと思われる時の上屋敷の場所は
本所大川端(今の両国々技館付近)を(も?)上屋敷としていた時なのではなかろうか説が出てきます。
wikipedia先生は小島の方で断定されていたけれど・・・
wikipedia先生も誤情報もあるっていうし・・・と、若干の不安を感じ
もしかしたら、こっちで生まれた可能性もあるかもしれない…!!な、松前江戸藩邸上屋敷跡②がこちら。


こちらの写真の左側が、清澄通りからみた国技館のある方です。
折角なので、ぐるっと国技館付近をまわってみました。

忠臣蔵の跡地でもあるんですね〜。
(ちなみに私はこの日、終電に乗ったが最後、逆方向のものに乗ってしまい
亀戸から歩いて帰るか高額タクシーに手を出すかという究極の選択に迫られました)

ちなみに中はこんな感じ。
(これはプロレスを見に行った時のもの)

国技館は昼に来た方が
色とりどりの、のぼりが上がり
とても綺麗です。
(ただ通行人が映ってしまうので、注意)

余談ですが、国技館の近くに
江戸東京博物館という施設がありまして。こちらでは、
江戸時代のくらしが分かる常設などなど
興味のある方は是非〜!